友人が、『解析ソフトの教育のため、クルマの断面図が欲しい』と言いました。で、物は試しで147の断面図を作って渡したところ、なかなかかっこいい絵が出てきました。というわけで、載せてみます。

　解析ソフトはSTAR CDという、汎用の熱流体解析ソフト。Renault のF1チームも使っている(と自ら宣伝している)という、なかなかすごい物。結果が期待できます。ただし、今回の解析は、教育用(すなわち、商売のためでもないし、CPUパワーをあまり使うわけにも行かない)なので、結果はいい加減です。実際、解析モデルは2Dで、メッシュもかなり粗いものです。というわけで、これらの絵が示す結果を信じないで下さい(^_^;)。　なお、これらの絵は100km/h時の流れを解析した結果です。

	静圧分布 フロントの圧が高くなってます。風が当たっているから。 「エンジン下が強烈に負圧になっているのはおかしい、CD、CLとも恥ずかしくて載せられない」とのこと。モデルの作りがお手軽なので。
	総合圧力分布 こちらの方が走っている感じがしますが、上とどう違うのかよく分かりません。
	渦の運動エネルギ 　乱れの大きさを示しています。 　ノーズの角や、リヤウィンドウ後ろに大きな固まりが出来ています。
	速度ベクトル なんだかそれっぽい。 147速そうに見えます。
	速度ベクトル拡大 ズームするとこんな感じ。 ボディ後ろでふたつの渦が巻いてます。境目はバンパー辺り。 ルーフスポイラとか付けて、コーダトロンカ(カム・テール)にするのも良いのかも。Alfaだし。 ディフューザも、効果があるのかなあ。少なくとも汚れは減りそう。

いろいろと思うところはあるでしょうが、これらの解析結果を信用してはいけません。